
今日は、時計業界×人工知能(画像認識)です。
昨日は忙しく書けなかったので、土曜日に投稿となってしまいました。
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
—————————————————–
【市場整理】
いつものように市場規模から。8000億市場で上昇傾向の市場であることが分かる。
矢野経済研究所の調査では、従来の富裕層、世帯年収の高い共働き夫婦、ニューリッチ層、訪日外国人といったところが市場を牽引していると述べられている。
国内時計市場規模推移
出所:矢野経済研究所(2016)「国内時計市場に関する調査結果 2015 」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1487.pdf
時計市場の内訳を見てみると、ウォッチの中でも多くは輸入品が売れていることが分かる。
出所:一般社団法人 日本時計協会(2016)「2015年 日本の時計市場規模(推定)」
http://www.jcwa.or.jp/data/market-scale.html
次に、昨今よく見聞きするようになったスマートウォッチについても市場を見ていきたい。
矢野経済研究所によると、2020年には6,500,000台の市場となると予測されている。
ウェアラブルデバイス国内市場の推移と予測
出所:矢野経済研究所(2016)「ウェアラブルデバイス世界市場に関する調査」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1535.pdf
このような中以下画像認識を用いたアイデア。
【対象企業】
・セキュリティを強化したいけれども、高額な費用をかけたくない企業
→特に入館証を社員以外の多くの外注の人材に渡すIT企業は、入館証盗難、紛失はもちろんのこと、入館証を持ったまま現場に来なくなった、というようなセキュリティ事故につながる危険性を常に抱えている
【アイデア内容】
・スマートウォッチを用いた顔認証システム
※イメージとしては、Akerunさんのシステムに顔認証が付加されたようなシステムをイメージ
https://akerun.com/akerun-entrance/
【ビジネス詳細】
・社員等の入館者の顔画像を学習、分類しラベル付けをしておく
・入館者は、毎朝スマートウォッチで自分の顔画像を撮影し、サーバーにアップロード、自分の顔画像として認証をさせておく
(撮影はスマホでよいが、いちいちカバンやポケットからスマホを出すのは面倒で、スマートウォッチならさくっと撮影できる)
→毎朝認証させる必要があるため、スマートウォッチを盗難、紛失してもセキュリティ上問題ない
→全く同一と思われる写真は除外させることで顔写真そのものの盗難にも対応させる
・毎朝ゲートにスマートウォッチをかざすと近距離無線通信を行い、認証済みのラベルが適合すれば入館できる
【効用/解決する課題】
・入館証に関わるセキュリティ事故防止(入館証紛失、入館証を持ったまま出勤しなくなる等)
・専用カメラ等の、高価な認証用の専用設備を導入する必要がない
【インプット/教師データ】
・社員顔データ
・顔と社員名が突合されたデータ→教師
【アルゴリズム】
・ディープラーニング
—————————————————–
今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。