
今日は、展示会業界×人工知能(画像認識)です。
今日はアイデアシートではなく、単に思いつきの組み合わせで考えてみました。
(展示会という市場はGoogleシートのニーズには入ってないので)
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
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【市場整理】
まずは市場規模から。日本イベント産業振興協会によると、イベント市場全体としては10.1%増の14兆6353億円とのこと。
日本イベント産業振興協会(JACE)は、2015年1月~12月のイベント市場規模推計が、前年比110.1%となる14兆6353億円となったことを発表した。フェスティバル系イベントの伸びが大きく、全体を引き上げる結果となった。
また、その内訳を見ると、展示会市場としては、見本市・展示会の市場で1兆786億円となっており、
展示会というところだけでも比較的大きい市場規模となっている。
この報告書によると、イベント市場規模は、イベントの出発前の支出、交通費、宿泊費、イベント会場外での支出、イベント後の支出など、イベントに対するさまざま支出を合わせて推計したもので、カテゴリー別では
・博覧会135億円
・会議イベント2兆389億円
・見本市・展示会1兆786億円
・文化イベント1兆7242億円
・スポーツイベント2兆2187億円
・フェスティバル3兆242億円
・販促イベント9969億円
・興行イベント3兆5402億円
イベント会場内における支出のみを利用して推計したイベント市場規模(会場内)は3兆987億円となった。
出所 :日本イベント産業振興協会(2016)「イベント市場規模推計報告書」
今日はアイデアありきなので、市場の俯瞰は上だけにして、さくっと以下本日のアイデア。
とはいえ、お金にならなそうなアイデアだけど。。。
【ターゲット】
・展開会出展企業
【対象企業】
・展示会運営企業
・広告代理店、マーケティング企業
【アイデア内容】
・画像認識及び感情認識による展示会のブース来場分析及びブース評価システム
【ビジネス詳細】
・展示会の来場者数や属性そのものは、大規模なフォーラムであれば事前登録制及び入場手続きが必要なため測定可能
・しかし、その後の動線や、どのブースにどれくらいの人が興味を示したか、またその人達がブースを見てどういう評価をしているのかが分かりにくい
・以上を踏まえて、例えば以下のような画像認識技術を用いて、1人1人の認識をしつつ、追跡を行うことは可能である
・また、例えば以下のような画像認識技術を用いると、ノートPCに付いているカメラの目の前にいる人の感情をリアルタイムに認識し、ブース前に立つ人がブースに対して興味を持っているのかどうかが分かる
・これらを組み合わせることで、来場者がどのようなブースを閲覧していて、どのようなブースを評価しているのかが分かる。それらのデータを用いて、興味関心によってクラスタリングし、クラスタリングごとの自社ブース評価等にも使用が可能かもしれない。
【効用/解決する課題】
・リアルなイベントでより深いアクセス解析が可能
【インプットデータ】
・動画データ、感情認識データ
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今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。