
今日は、化粧品業界×知能ロボットです。
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
目次
化粧品業界の市場規模、市場整理
化粧品業界の市場規模と推移
まずは市場規模から。
2兆3千億円程度で微増傾向となっている。
出所 : 矢野経済研究所(2015)「化粧品市場に関する調査結果 2015」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1455.pdf
化粧品業界の市場内訳
また、市場の内訳としては、以下となっており、
スキンケア市場が最もシェアが高く46.2%、次にメイクアップ市場、ヘアケア市場と続く。
出所 : 矢野経済研究所(2015)「化粧品市場に関する調査結果 2015」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1455.pdf
化粧品業界の生活者アンケート 自分のメイクに自信のある生活者は少ない
次に、生活者の化粧に対するアンケートを調べてみた。
マーシュの調査では、自分のメイクに自信がある生活者は少ないこと、
また自分の顔の特徴を知り、自分に合ったメイクの必要性を感じているといった内容が示されている。
あなたのメイクの腕前を「100点満点」で評価するとしたら、何点ぐらいだと思いますか。(数値入力)
※ご自身のお顔にメイクする場合に限って、お答えください。
出所 : マーシュ(2014)メイクに関するアンケート調査
https://www.marsh-research.co.jp/mini_research/mr201404makeup.html
もっとメイクが上手になるために、あなたが必要だと感じるのは、どのようなことでしょうか。(複数選択可)
出所 : マーシュ(2014)メイクに関するアンケート調査
https://www.marsh-research.co.jp/mini_research/mr201404makeup.html
化粧や化粧落としは面倒
また別の調査を見ると、化粧そのものや化粧落としという行為に対して、
非常に多くの生活者が面倒だと感じていることが分かる。
あなたは、化粧をすることを面倒と思うことはありますか?
出所 : リサーチバンク(2013)「化粧に関する調査」
http://research.lifemedia.jp/2013/10/131023_makeup.html
あなたは、メイク落としを面倒と思うことはありますか?
出所 : リサーチバンク(2013)「化粧に関する調査」
http://research.lifemedia.jp/2013/10/131023_makeup.html
生活者にとって、自分に合ったメイクをしたい思いがありつつも、
非常に面倒だと思いメイクをしており、
生活者のメイクの体験としては、あまり好ましい状態ではない可能性が見える。
生活者一人ひとりに適したメイクがされ、
またその工数を削減出来るようなものがあれば一定のニーズがありそうだ。
このような現状を踏まえ、今回のテーマ、知能ロボットによってどう問題解決が図れるか、
以下のようなアイデアを考えたみた。
【化粧品×知能ロボット ビジネスアイデア】一人ひとりに合ったメイクを自動でしてくれるメイク知能ロボット
ターゲット
・自分に合ったメイクを楽にしたい生活者
対象企業
・ロボットメーカー
アイデア内容
・一人ひとりに合ったメイクを自動でしてくれるメイク知能ロボット
ビジネスの詳細
・ロボットにメイクアップアーティストの動きを学習させておき、自動でメイク、またメイク落としを行う
・自分の顔の形や肌の色を識別し、自分に適した化粧をしてくれる
※似たロボットで既に発表されているロボットは以下
家庭用「ロボットシェフ」 料理の腕前がスゴイ・・・850万でも安い!
http://tabi-labo.com/234140/robot-chef/
動画は以下
https://www.youtube.com/watch?v=BSBTCOEdLkA
・ただ、上記と同じ程度の金額とすると高すぎるのでw、一人で購入するのはあまりにも非現実的、、、業務用からか?
・複数人でローン購入というのもあまりそぐわないが、、、
効用/解決する課題
・自分に合った化粧を自動でしてくれる
・面倒な化粧が自動化される
インプット/教師データ
・化粧した女性の顔データ(顔の形、肌の色、それに合った化粧を学習)
その他
・「化粧 ロボット」で検索すると、こんなのもありますね、、、
http://ideahack.me/article/1544
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今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。