【新規事業/取り組みアイデア】住宅リフォーム業界×IoT、ウェアラブル

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今日は、住宅リフォーム業界×IoT、ウェアラブルです。

■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています

新規アイデア作成シートとルール

では以下今日のアイデアです。

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【市場整理】

まずは市場規模から。2016年時点では7.3兆円と予測されており、本調査では当面は堅調に推移すると予測されている。

 

住宅リフォーム市場の市場規模予測

1

出所 :矢野経済研究所(2015)「住宅リフォーム市場に関する調査結果2015」

http://www.yano.co.jp/press/pdf/1425.pdf

 

住宅でIoTというテーマでは、これから流行りそうなテーマだし、

既に多くの企業が取り組んでいるものと思われる。

 

挙げるとキリがないかもしれないが、一部紹介。

 
全ての住宅関連機器にセンサーを、LIXILが10億円を投じてIoTの新プロジェクト

高齢者の転倒検知や、住宅の周りのセキュリティサービス
トイレに搭載したセンサーで排せつ物を検知し、ユーザーの健康状態の可視化

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/120303945/

アクロディア、「インターホン向けIoTシステム」を一戸建て住宅向けに提供開始

アクロディア、「インターホン向けIoTシステム」を一戸建て住宅向けに提供開始

これぞトレンド、近未来!住宅とIoT―実例5選

http://reci-asp.net/fudosanit/?p=10506

家でもレストランの焼き加減を。スマホで管理できるハイテクオーブン「June」| IoTがつくる未来の家

http://yadokari.net/goodlife-with-iot/40844/

リフォーム絡みだと、

リノベーションの「リノベる」、ソフトバンクと住宅向けIoTアプリを開発へ

http://japan.cnet.com/news/service/35079724/

 

これからの住宅にIoTが絡んだ各種ハード/ソフトが入り込んでくるだろうことは自明のことで、

ではどの部分からどのようにして浸透してくのか、というところの話になるのだと思われる。

 

リフォーム会社の現状のビジネスモデルは顧客接点はあるものの、

作業工賃で儲ける形で、労働集約的であることは否めない。

 

せっかくの顧客接点を活かして、

プライベートブランドとしてIoT機器の開発・販売、リフォーム時に導入、

という展開はあり得ないだろうか。

今回は一つの導入の切り口として、リフォームという形であった場合、

どういうIoTがありそうかということを考えてみた。

 

リフォームに関するアンケートを見てみると、以下のようにキッチンが最も多く、次に水廻りが

リフォーム対象として挙げられている。

 

もしリフォームするとしたら、リフォームしたいことは何ですか?(複数選択3つ以内)

2

出所 : おうちくらぶ(2012)「住まいのリフォームについてのアンケート」

http://www.ouchiclub.com/result/result34.htm

 

上記を元に、キッチンや水廻りのリフォームを行う上で以下のようなアイデアを考えてみた。

 

【ターゲット】

・キッチン含む水廻りトラブルを避けたい消費者

【対象企業】

・リフォーム会社

【アイデア内容】

・水廻りのトラブルを予兆するためのセンサーを入れ込んだ上でのリフォーム提案

【ビジネス詳細】

・流水量を計測するIoT機器を開発

・水の流れる量が減ってくると詰まりが発生しつつあることが分かる

・詰まりを認識した上で、リフォーム会社は顧客に提案し、継続的な水廻り工事の受注を狙う

【効用/解決する課題】

・ユーザーにとっては:水廻りトラブルが起こった後で対処するのではなく事前に解決できる

・リフォーム会社にとっては:自社商品が出来るとともに、顧客との継続的な取引ができる

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今日は以上です。

※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。

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