
今日は、中食業界×IoT、ウェアラブルです。
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
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【市場整理】
まずは市場規模から。とはいえ今日はアイデアありきなので、市場規模だけ記載して、さくっと書きます。
矢野経済研究所の調査を見てみると、8兆3000億円規模で近年横ばいの状況となっている。
出所 :矢野経済研究所(2014)「惣菜(中食)市場に関する調査結果 2014」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1257.pdf
販売チャネルを見てみると、惣菜専門店が最も高いシェア(32.3%)を占めており、次にコンビニエンスストア、量販店・食品スーパーと続く。
出所 :矢野経済研究所(2014)「惣菜(中食)市場に関する調査結果 2014」
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1257.pdf
ということで、決め打ちだが、今回は惣菜専門店の顧客継続施策としてウェアラブル端末を使用するアイデアを考えた。
【ターゲット】
・夕食時、惣菜を購入し家で食べる生活者
【対象企業】
・地域密着型の惣菜専門店(商店街の惣菜屋さんをイメージ)
【アイデア内容】
・リストバンド型活動量計を用いた、会員の健康状態に適した中食提供
【ビジネス詳細】
・惣菜店近くに住む生活者を会員化し、会員には活動量計のログデータの提供をしてもらう
・会員はライフログを常にお店側に共有し、また自分の希望(ダイエット中、高血圧の治療中 等)を登録し、お店側は会員の日々の健康状態を見つつ、提供する惣菜を決める
・血圧の高低、睡眠の深さ、歩数によりカロリー消費具合等、会員の状況に適した中食を毎日提供し、顧客と継続的な関係を築く
【効用/解決する課題】
・会員の状況にマッチした中食の提供が可能
・顧客継続性の向上
【インプットデータ】
・睡眠データ
・歩数データ
・血圧データ
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今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。