【新規事業/取り組みアイデア】リネンサプライ業界×人工知能(一般的な量的質的データ)

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一昨日、昨日はバタバタで更新お休みしてしまいました。

今日は、リネンサプライ業界×人工知能(一般的な量的質的データ)です。

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では以下今日のアイデアです。

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【市場整理】

まずは市場規模から。

少し古いデータだが2013年の予測として5150億円となっており、減少傾向であることが分かる。

 

尚、ここで言うリネンサプライの市場とは、

本調査におけるリネンサプライ市場とは、事業所(会社、店舗、工場)等にリネン類をクリーニング付きでレンタルするサービスを指し、ホテルリネン(ホテル・旅館のシーツやタオル類等)、病院リネン(病院寝具等)、フードリネン(レストラン・飲食店のリネン類とユニフォーム等)など9つの需要分野 (表 1 参照)を含む市場である

となっている。

 

リネンサプライ市場規模推移

1
出所 :矢野経済研究所(2013)「リネンサプライ市場に関する調査結果 2012」

https://www.yano.co.jp/press/pdf/1069.pdf

 

リネンサプライの業務プロセスを見てみると、JR東日本さんのものを例にみると以下のようになっている。

SnapCrab_NoName_2016-6-23_9-57-45_No-00

http://www.jrel.co.jp/introduction/process.html

 

顧客ごとに決められたリネンを回収し、洗濯し、定期的に送り届けるということのようだ。

定期的な業務の流れをいかに効率よく回し、コストを低下させていくかがビジネスモデルとして重要になってくる印象。

 

そんな中、ネットの書き込みベースだが、配送について以下のような書き込みがあった。

配送社員が頻繁に入れ替わっているとのこと。

体力仕事です。汚れ物は箱やカーゴと違い手首を痛めます。
またホテルなどは客のチェックアウト前には来るな、チェックイン迄に終わらせろなど時間にも追われます。
ラブホなどは夏場は最悪で、汗と体液にまみれたものが相手。しかも場所によっては移しかえなど必要で密閉空間で行うのでマスク無しではいられないことも。
同僚は熱中症で倒れ労災にもなりました。
私は配車係でしたが、しょっちゅう人が入れ替わり苦労しました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14138228959

 

配送は、ホテルや介護施設等の顧客ごとに決められた回収・届けの時間帯、荷物量、

また顧客間ごとの位置情報、距離等を考え、配送計画が立てられるが多分に配送社員の知識ノウハウも含んで、

経験の中で最も効率の良い道を選択して配送がされていく、というところが実情なのではないかと思われる。

それを前提とした時に配送係が頻繁に入退社し入れ替わるとなると経験・知識の蓄積がなく、

人が入れ替わるごとに効率が落ちるという、業務効率を悪化させる原因となるのではないだろうか。

 

以上のような仮説を元に、今日のアイデアを考えてみた。

 

【対象企業】

・自社で配送も行うリネンサプライ企業

【アイデア内容】

・(ありがちだが)運搬経路最適化システムの構築

【ビジネス詳細】

・昔からあるテーマだが、組み合わせ最適化を解くということになり、また今回は時間枠付き運搬経路問題ということになる

運搬経路問題とは?

http://www.weblio.jp/content/%E9%81%8B%E6%90%AC%E7%B5%8C%E8%B7%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C

・人工知能というほどのものではないが、最もコストが安い運搬経路を計算し、配達社員に経路を示すことが可能となる

【効用/解決する課題】

・人の入れ替わりがあっても最適な経路で顧客に配送が可能となる

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今日は以上です。

※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。

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