
今日は、バス業界×IoT、ウェアラブルです。
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
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【市場整理】
まずは市場規模から。
以下の資料にて、「乗合バス」の営業収入を見ると、9760億円となっており、ピークから下がって横ばいの状況である。
出所 :日本バス協会(2015)「日本のバス事業」
http://www.bus.or.jp/about/pdf/h27_busjigyo.pdf
バスの乗車に関してアンケートを見てみると、時間通りにこない、到着時刻が読めないといった外部環境に左右される点、また電車と比較した時の必要時間、運行本数が少ない、乗車システムが分かりづらいといったところがマイナス要因として挙がっている。
バスの悪いところは?(複数回答可)
出所 :nifty(2014)「バスについてのアンケート・ランキング」
マイナス要因の代表的なところではないが、社内混雑という要因があること、またIoTとの親和性より、
決め打ちで恐縮だが、以下のアイデアを考えた。
【ターゲット】
・バスの混雑状況を知りたい生活者
【対象企業】
・バス運営企業
【アイデア内容】
・IoT機器を用いてバスの混雑状況を把握し、随時アプリを通して生活者に共有するサービス
【ビジネス詳細】
・既に位置情報についてはバス各社のサイトやアプリ等で見ることができる
・しかし、バス内の混雑状況は、電車と違ってまだ情報提供がされていないよう
・上記を踏まえ、IoT機器(画像認識)を用いて、バスの混雑状況を把握し、随時アプリを通して生活者に共有するサービスを提供し、位置情報と絡めて、「時間に余裕がある方は●●分後のバスに乗られた方が席が空いていていいですよ」等のメッセージを出すことが可能となる
・また、当該画像認識により、ユーザー属性、乗車人数と日時や曜日等の分析を行うことでバスの本数調整を行うことも可能
【効用/解決する課題】
・生活者にとって:バスの混雑具合を事前に知ることができる
・バス会社にとって:上記による顧客満足度向上、本数調整におけるデータ収集
【インプット/教師データ】
・車内画像データ
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今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。