【新規事業/取り組みアイデア】ハイヤー・タクシー業界×知能ロボット

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

今日は、ハイヤー・タクシー業界×知能ロボットです。

■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています

新規アイデア作成シートとルール

では以下今日のアイデアです。

—————————————————–

【市場整理】

タクシー業界の動向から。古いデータはあるが、2011年度で1兆3000億円程度であり、減少傾向であることが分かる。

1

出所 : 帝国データバンク(2013)「タクシー・ハイヤー業者の経営実態・倒産動向調査」

http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p130406.pdf

 

タクシーに乗っている人はどんな人か?東京ハイヤー・タクシー協会が行ったアンケート結果を以下に示す。

いわゆる終電を乗り過ごした会社員が多いのかな?と思いきや、

利用頻度が高いのは、(会社経営者や自由業の方が多いのは置いておいて)

主婦や学生が会社員よりも頻度が高いようだ。

 

7

出所 : 東京ハイヤー・タクシー協会「平成27年度(第24回)タクシーに関するアンケート調査結果」
http://www.taxi-tokyo.or.jp/enquete/pdf/research2015.pdf

 

とはいえ、学生はサンプル数が24しかないのでw、置いておいて、

ここからは特に主婦について見ていきたい。

※もちろん、単に利用頻度だけではなく、市場規模が多いところが良いよねという点で考えると、

量×単価ということで利用人数というところも知りたいところではあるものの、今回も決め打ちで。

 

さて、主婦の利用の目的としては、買い物その他臨時利用が多いとのこと。

4

出所 : 東京ハイヤー・タクシー協会「平成27年度(第24回)タクシーに関するアンケート調査結果」
http://www.taxi-tokyo.or.jp/enquete/pdf/research2015.pdf

 

また、利用の状況としては、荷物が多い時に最も利用しており、次に気象状況、疲れている時と続く。

5

出所 : 東京ハイヤー・タクシー協会「平成27年度(第24回)タクシーに関するアンケート調査結果」
http://www.taxi-tokyo.or.jp/enquete/pdf/research2015.pdf

 

また、平均利用金額を見てみると、1000円~2000円、次に1000円以内という近距離移動でタクシーを使っていることが分かる。

3

出所 : 東京ハイヤー・タクシー協会「平成27年度(第24回)タクシーに関するアンケート調査結果」
http://www.taxi-tokyo.or.jp/enquete/pdf/research2015.pdf

 

主婦が近距離で頻度高くタクシーを使っている、ということが見えてきたところで、

今回の知能ロボットを入れるとどうなるかということを考えてみたい。

 

単純にタクシー×ロボットみたいところで考えると、有名な以下の会社さんがある。

 

ロボットタクシー株式会社

https://robottaxi.com/

 

車両はこんな感じ。

2015.08.26
ロボットタクシーの車両を初公開しました

株式会社ZMP主催のZMPフォーラムにおいて、ロボットタクシーの車両を公開しています。
ロボットタクシーのロゴを活かしたデザインになっております。
この機会に是非ご覧ください。

robottaxi

 

ロボットタクシーの車両を初公開しました

 

先のアンケート結果から考えると、主婦が一人乗りしていると思われるが、

ロボットタクシーさんの車両を見ると、あれ?タクシーの車両大きいぞ?という印象。

介護とか色々想定してのことだとは思われるものの、

一人乗りするにはいささか体が大きい。

 

一人乗りに適していてコスト安く自動タクシーがあれば良さそうだなと思ったので、

今回は以下のようなアイデアを考えてみた。(ちょっと先の未来なので妄想)

 

 

【ターゲット】

・タクシーを一人乗りする主婦

【対象企業】

・タクシー企業

【アイデア内容】

・自動運転技術+パーソナルモビリティによる近距離タクシーサービス

【ビジネス詳細】

・上に書いた通りだが、昨今研究が盛んになっている自動運転技術を用いる

・一人乗り+荷物が置ける程度のパーソナルモビリティを利用しタクシーサービスとする

・スマホアプリで呼び出し利用

・人が歩く速度が時速約5km程度(不動産公正取引協議会の表示規約)ということで、パーソナルモビリティは時速10km~18kmということでめちゃ速くもないが、徒歩の2倍、3倍の速さで楽に帰宅できる(別に利用シーンから考えると、乗用車で時速50kmとかで帰宅したいニーズはなさそうw)

【効用/解決する課題】

・普通車両よりもコスト少なくサービス開始可能

・ユーザーにとっては、近距離を安く移動できる

—————————————————–

今日は以上です。

※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。

SNSでもご購読できます。