【新規事業/ビジネスアイデア】コインパーキング業界×IoT機器

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今日は、コインパーキング業界×IoT、ウェアラブルです。

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新規アイデア作成シートとルール

では以下今日のアイデアです。

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【市場整理】

まずは市場規模から。

少し古いが、富士経済の調査によると、コインパーキング市場は2012年予測で1920億円となっており、増加傾向だったようだ。

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出所 :富士経済(2009)「パーキング関連市場の全貌と将来展望 2009年版」

https://web.archive.org/web/20150328183702/https://www.fuji-keizai.co.jp/market/09054.html

 

今日のテーマで調べてみると、ドコモがコインパーキングにIoTを導入し、低コストでのコインパーキングを開設できるサービスを提供する予定となっているようだ。

システム構成図

 NTTドコモは6月6日、コインパーキングの初期投資や運用を低減できる駐車場管理システム「docomoスマートパーキングシステム」を開発。6月13日から実証実験を開始する。

出所:http://ascii.jp/elem/000/001/173/1173714/

 

ドコモの「スマートパーキング」に期待感高まる

ドコモが、都心の駐車場不足解消を目指す「docomoスマートパーキングシステム」の実証実験を6月13日から行うことを発表。まだ実験が始まっていないにもかかわらず、そのシステムには多くの人から注目を浴びている。

このシステムは、駐車スペースに車の入出庫を感知するIoTデバイス(センサー)を設置することで、運用者側は安価でコインパーキングの開設および運用が可能となり、ドライバー側はスマホアプリで事前予約やカード決済が可能など使い勝手のよい駐車場なる、というもの。

 

出所 :http://smartphone.r25.jp/case-file/151979

 

2つ目の記事で心配されている、何か被せられてしまう、不正利用されてしまう等といったマイナス面も想定がされている模様。

 

また、(これも古いデータだが)駐車場利用に関するアンケートを見てみると、コインパーキング利用における重視点としては、安さ、目的への近さに加えて、駐車場の待ち時間が短いことや駐車しやすい空間がパーキング内にあること、といった要因が挙げられている。

 

目的地周辺に有料パーキングが複数ある場合、利用の際に重視することは何ですか?3つまでお選びください。<複数回答>

pa_08

出所 :東京急行電鉄(2007)「駐車場に関するアンケート」

http://www.selun.ne.jp/business/marketing/areavoice/20070033/index.php

 

以上を踏まえ今日のアイデア。

 

【ターゲット】

・安さ、目的地への利便性だけではなく、駐車場入場待ち時間や場内スペースを気にする生活者

【対象企業】

・コインパーキングIoTサービスを提供したい企業

・大手屋内型駐車場運営企業

【アイデア内容】

・カメラ型IoT機器による入場待ち時間及び場内スペースを調べることができるアプリ

【アイデア詳細】

・カメラ設置スペースが必要なため、屋内型を想定

・入り口及び場内のスペースを定期的にカメラ撮影し、サーバーに定期的にアップさせる

・入り口で駐車待ちをしている車台数及び1台当たりの進捗分数より、待ち時間の予測を行いアプリ上で掲示(駐車待ちがない場合は場内動態を踏まえ予測値を掲示)

・場内スペースは、(設置台数、場所、角度を考慮しつつ)カメラを設置し、アップロードされた画像から単位距離×画素数で車間の距離計算を行い、駐車スペースが充分そうかどうかをアプリ上で掲示

・上記情報を踏まえて、料金や位置情報データも含めて、駐車場検索(スマホから探すなら位置情報や所有者のサイズを登録しておいてレコメンド機能も)アプリとして提供

【効用/解決する課題】

・ユーザー:待ち時間が短く、駐車スペースがある駐車場を見つけられる

・駐車場企業:現状サービスでは満たされていないサービスを提供し差別化を図る

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今日は以上です。

※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。

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