
今日は、ぬいぐるみ業界×人工知能(画像認識)です。
■なんで新規アイデア考えてるの?
新規アイデア作成のためのシートの公開もしています
では以下今日のアイデアです。
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【市場整理】
まずは市場規模から。
矢野経済研究所の調査によると、2015年度のぬいぐるみの市場規模は115億円予想とされている。
国内玩具市場全体では6248億円で、全体の中の1.8%となっている。
出所 :矢野経済研究所(2016)「玩具市場に関する調査結果 2015」
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0404816_01.pdf
ぬいぐるみのアンケートを見てみると、サンプル数が少ないのだが、
以下のような調査結果が見つかった。
1人当たりのぬいぐるみ保有数が非常に多く、6体以上持っている人で81%を占めており、
ま41%の人が16年にわたりぬいぐるみを保有しているとのこと。
出所 :やわらかん’s cafe(2015)「ヌイグルミストアンケート」
http://nuigurumicafe.com/?mode=f11
1人当たりの保有数が多く、かつ保有年数が長いということ、また同調査で家族と同じような位置づけであるとのこと結果が見られたので、ペット市場と同じように、何か病院のようなものがあって、修理して長く付き合っていく形になりそうだと思い、ぬいぐるみ 修理といったキーワードで調べてみた。
その結果色々なぬいぐるみ病院が出てきているようで、検索結果でそれなりに出てくる。
ぬいぐるみを丁寧に修理する「ぬいぐるみ病院」が、素晴らしいサービスだとTwitter上で注目を集めています。
「ぬいぐるみ病院」は、株式会社こころが運営する、ぬいぐるみの修理・クリーニングサービス。ただのお直しではなく、「ぬいぐるみを患者として病院に迎えいれる」というコンセプトで運営しています。
出所:https://www.buzzfeed.com/hikaruyoza/nuigurumi-kazoku?utm_term=.sd6ZNAP9a#.cfgN0VAo2
また、以下の「ぬいぐるみ診良所」を運営している「アン・コトン」では、独自にアンケート調査をしたとのことで、1360人に調査をした結果、4割の人が11年以上ぬいぐるみを保有し、約半数の人が補修の必要性を感じているとの結果だったようだ。
「アン・コトン」が開設した『ぬいぐるみ診良所』お直しの依頼が約5倍に! ~ぬいぐるみの眼科(目の欠損を直す)、内科(綿入れ)、外科(裂傷の縫い直し)、 皮膚科(抜け毛を植毛で直す)を完備!~
【アンケートによると多くの方が長年、愛用したぬいぐるみをお直ししたがっている】
1,360人にアンケートを取った結果、958人がぬいぐるみを保有、うち532人が保有年数11年以上という、長年愛用をしており「あるのが当たり前でなかなか捨てられない」を実証する数字が出ました。また、713人が「ぬいぐるみの補修が必要」と答えています。
出所 :https://www.atpress.ne.jp/news/63119
以上を踏まえて今日のアイデア。
【ターゲット】
・ぬいぐるみを多数かつ長年持っていて、修理をしたい生活者
【対象企業】
・ぬいぐるみ修理企業
【アイデア内容】
・(先日の記事と同じようなアイデアだが)ぬいぐるみ健康診断チャットボット
【ビジネス詳細】
・事前に修理が必要なぬいぐるみの状態の画像をアルゴリズムに学習させておく
・ぬいぐるみ画像をスマホで撮影して生活者がアプリにアップロード
・画像を解析し、ぬいぐるみの状態を自動判別させ、修理が必要な事項にあてはまると自動で病気と診断して、入院を勧めるチャットボットサービス
【その他関連するアイデア】
・うーん、書いてみたはいいがまあ難しそう
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今日は以上です。
※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。